勇者いしおが守りし宝箱
本作は、一見すると愛らしい宝箱ですが、その蓋は実に約40kg。中には色とりどりのビー玉が収められており、ひとりでは簡単に開けることができない構造となっています。「1人では開けられない宝箱を作りたい」というプロジェクトで関わらせていただいた学生ならではの素朴な発想が、作品の核をなしております。宝箱の傍らには、「いしおさん」が佇みます。
感謝のお言葉と、
私たちが形に
してきた想い。
一つひとつの仕事に、お客様との物語があります。
完成したお墓や作品と、そこに寄せられたお客様の声を、
私たちの何よりの誇りとしてご紹介します。
一つひとつの仕事に、お客様との物語があります。
完成したお墓や作品と、そこに寄せられたお客様の声を、
私たちの何よりの誇りとしてご紹介します。
本作は、一見すると愛らしい宝箱ですが、その蓋は実に約40kg。中には色とりどりのビー玉が収められており、ひとりでは簡単に開けることができない構造となっています。「1人では開けられない宝箱を作りたい」というプロジェクトで関わらせていただいた学生ならではの素朴な発想が、作品の核をなしております。宝箱の傍らには、「いしおさん」が佇みます。
千利休の時代より、お茶の世界で茶室に置かれてきた由緒ある灯篭です。受けの部分がハート形に見える意匠は「猪目」と呼ばれ、魔除けや吉祥の意味を持ちます。左の関東の六角雪見灯篭は、関西のものと比べて形に微妙な違いがあり、地域性が表れています。太古の昔から大きく姿を変えず受け継がれてきた、伝統的な様式の作品です。
高さ約120cm、横幅約140cmの黒石で作られた布袋様です。バブル期、職人たちが競い合い、大きさと贅沢さを追求した時代の遺産です。私の師匠を中心に三人の職人が交互に制作し、修行を始めたばかりの私が粗取りを担当いたしました。硬く重く加工の難しい外国産の黒石を用い、「他とは違うもの」を目指した特別な作品です。
石屋の世界で古くから親しまれてきた達磨を、サビ石で表現した作品です。高さ・幅ともに約120cm、重さ約300kgの堂々たる姿は、バブル全盛期に贅と巨大さを追求して制作されました。古き良き時代の精神を今に残しています。
この展示場の看板は、真壁石に文字を入れたものです。石はあえて加工をしておらず、採掘されたときの自然な姿のまま使い、その上に直接書いています。真壁石は日本三大産地のひとつとして知られる石で、その風合いをいちばん素直に感じていただける形です。
この看板が立てられたのは、今から60年以上前。二代目が戦地で亡くなり、戦後しばらくの空白を経て、約10年後に三代目が仕事を再開した際、再出発のしるしとして設置したものです。以来、時代に合わせて何度も塗り替えを重ねながら、今日まで展示場を見守り続けてきました。
石そのものの力強さと、家業をつないできた歩みが重なる、相田石材の原点ともいえる一枚です。
© 相田石材